長福寺の歴史を教えてください。
長福寺の歴史は、1300年前から始まります。聖徳太子が全国に屯倉御県の制度をつくり、屯倉社の別当職として牛頭天王を祀って建立された寺院が長福寺です。
後に津島神社を別院として造営しましたが、平手政秀の割腹があり、朽ち果てた廃寺になりました。
平手政秀の自殺後に弟である平手政利（野口政利）が、政秀を中興して、その子孫野口家、杉本家、杉家が菩提寺として祀られたものが現在も残っています。
長福寺では、1300年の歴史を重ねた石や苔、四季折々の花や樹々などが見られます。静寂さと神秘的な雰囲気が調和した境内を歩いて住職の法話を聞き、お参りすることで自分の心と向き合うきっかけにもなるかもしれません。
宗派は何ですか？
宗派は真言宗 です。真言宗は、弘法大師空海を宗祖としています。当時国際都市であった長安（今の西安）の青龍寺で空海が授かった法が元になっています。
京都の神護寺や東寺、和歌山の高野山を拠点に教えが広まっていく過程で「真言宗」と呼ばれるようになったのだとか。真言宗には18の本山がありますが、長福寺は智山派に当たります。
どんな法要ができますか？
葬儀や法事を始めとし、ペット供養、水子供養、子授け祈願、子育て祈願、車の祈祷を行なっています。
お寺の家族葬は、ご家族や親戚、親しい知人などごく少数で行う葬儀のスタイルです。葬儀会館ではできない厳かでゆったりとした時間を持つことができます。故人様との大切な思い出を語り合う大切な時間となることでしょう。
水子供養とは何ですか？
水子供養とは、この世に生まれることが出来なかった赤ちゃんの命を供養する儀式のことを指します。赤ちゃんへの想いを供養という形で心に刻んでおきましょう。次に授かるお子さんのためにも、ご自身が健全な心で過ごすためにも大切な供養です。
年中行事にはどんなものがありますか？
年中行事には以下のものがあります。
1月1日 新春元朝護摩祈祷会
旧2月初午 初午大祭大般若祈祷会
春分の日 春季彼岸法要
8月19日 盂蘭盆施餓鬼会
秋分の日 秋季彼岸法要
11月酉の日 大須酉の市
毎月18日 観世音菩薩御縁日
それぞれ日本に古くからある行事です。文化や季節感を大切にし、行事を通じて清らかな心を養いましょう。
その他、長福寺では人生相談も受け付けています。日々の悩み事や相談事を易学で占うこともできますよ。
