【お守り豆知識】ご利益はさまざま!正しい持ち方でご利益UP

神社やお寺に行った際にいただくことの多い「お守り」。お守りには様々なご利益があり、種類も豊富です。

そんなお守りですが、「常に持っておくものなのか」「一緒に複数のお守りを持つをいけない」など疑問も湧いてきます。

そこで今回はお守りに関して詳しく解説していきます。

そもそもお守りって何

お守りとは、幸運や厄よけなど何かしらの祈願を行うもので、呪術的な道具として伝えられています。古くから人は、様々なものを体に身につけており、特に縄文時代に勾玉を魔除けとして身につけていたことが現在にも通じているようです。

縄文時代は、もちろん今ほど医療や技術が発展しておらず、身を守る手段がなかったため、神に頼んで病気や怪我を治していました。また、病気や怪我は精霊や魔物が原因だと考えられていたことから運気を良くしようとお守りという発想が生まれたとも言われています。

現代では、お札を小型化して、袋などに入れ常に身につけることで、神の加護を頂きます。つまり、厄災を除けるため肌守りとして浸透してきました。

昔のお守りは自然界にあるものだった!

「古くから人は様々なものを身につけていた」と先程ご紹介しましたが、その様々なものとは、石や木・草といった自然界にあるものです。他にも、お米や宝石、鏡、刀など神が降臨しそうなものをお守りとして使っていました。

神社やお寺が建てられるようになり、そこで働く人たちがその神社やお寺をお参りすることでご利益があることを広めていきました。しかし、当時は神社やお寺が遠くてお参りに行けない場合も多く、その代わりにお守りを配っていたそうです。

平安時代の頃になると、上流階級の女性の間で「懸守(かけまもり)」が広がります。懸守とは、筒の形に作った布の袋の中に、お札や神様の像を入れて、胸にかけるお守りです。その後、懸守が武士の間にも広まり、江戸時代の頃になると庶民にも浸透し始めました。その当時はお守りを肌身離さず付けていたことから、「肌守(はだまもり)」とも呼ばれ、現代に浸透しています。

お守りの種類は様々!

一般的に販売されているお守りは「交通安全」「家内安全」「学業成就」など多くの種類が販売されております。お守りは自分が叶えたい事柄に対して効果のあるものをいただきましょう。

お守りの数え方は「1体(たい)、2体」です。また、お守りは「販売する」「購入する」ではなく「授ける」「受る」と言いますので注意しましょう。お守りが置いてある場所を「授与所」と言うので、そのように言われるのも納得できますね。

大きく分けると種類は全12種類

(1)合格祈願:受験や試験、勉学に励む方にご利益のあるお守り。

(2)学業成就:上記の合格祈願と似てますが、こちらは勉学において目標に叶うとされているお守り。

(3)交通安全:日常の中で事故に遭わないように祈願すためのお守り。

(4)家内安全:家庭内が穏やかであるこを望み、その効果を期待するお守り。

(5)厄除け祈願:厄年以外の方でも、厄が降りかからないためにあらゆる災いから守ってもらえるお守り。

(6)縁結び:恋愛においても、仕事においても、人間関係すべてに対して効果があると言われているお守り。

(7)恋愛成就:出会いや縁を結ぶご利益とは少し異なり、すでに出会っている関係性の中でいい関係を築くための効果を期待できるお守り。

(8)安産祈願:無事に子供が生まれることを祈願するお守り。妊婦さんへのプレゼントとしても大人気です。

(9)金運上昇:金運が貯まるお守り。実際に出費が多くても、収入が増えており、結果的にご利益がある場合もあります。

(10)商売繁盛:商売をされている方に効果が期待できるお守り。

(11)子宝祈願:子供に恵まれるという意味が込められたお守り。

(12)出世祈願:組織の中でトップを目指したい方へのお守り。

その他、厄除け関連や大漁、五穀豊穣など職業に特化にしたお守りが置いてある神社やお寺もあります。

このようにお守りには多くの種類がありますが、各神社やお寺に全てあるわけではありません。しかし、先程挙げたメインの12のご利益は大体のところで受けることができるので、ぜひお近くの神社やお寺に足を運んでみてくださいね。

お守りを授かるタイミング

お守りは参拝に来た記念品ではありません。本当に必要な時に授かる大切なものです。なので、「とりあえず買っておこう」「せっかくだから買おう」というった安易な気持ちでは持たない方が良いです。

神社やお寺に参拝に来て、その場所の良さを知り、「自然と欲しくなる」「縁を持ちたくなる」「この神様に守ってほしい」という気持ちがあらわれた時にお守りを授かるのが適切です。

お守りには自分の気持ちがあらわれます。清らかな心で授かるようにしましょう。

お守りの正しい持ち方

お守りの正しい身につけ方は、「神様のご利益を授かるために、カバンや財布などに入れ、常に身につけるようにする」ことです。自宅などで保管する場合は、しまわずに目につく場所へ出しておいてください。高い位置へ置く方が効果的と言われています。

また、持っているお守りの種類によって持ち方が変わってくる場合もあります。

例えば、学業に関するお守りは普段から使用しているペンケースや教材、ノートを入れるカバンに入れるのが良いと言われています。また、勉強机等の普段から学習する環境に置いておくのも効果的です。

交通安全のお守りは車のルームミラーやカギにつけると良いでしょう。お子様なら通学用のカバンにつけると良いです。

金運に関しては、もちろんお財布がベストです。ただ、常に神様にとって居心地の良い環境にしなければならないので、お尻のポケットに財布を入れるようなことは避けましょう。

お守りは、常に持ち歩いておく・目につく場所へ置いておく事が大切になってきます。

複数のお守りはケンカするからご利益ダウン!?

「複数のお守りを一緒に持つことは、神様同士がケンカをするから良くない。」と聞いた事はありませんか?

でも、実際のところはそれは全く関係ありません!

神様同士がケンカをし、それでご利益が相殺されるという事は基本的にはありません。実際に、神社の境内にはいろんな神様が1カ所に集まってるところもあります。神社でさえ、複数の神様がいるので、お守りなら尚更大丈夫です。

決してやってはいけない持ち方は、カバンや机の中に入れっぱなしで忘れてしまうことです。暗く、密閉された空間を神様は好みません。また、荒っぽい持ち方もやめましょう。古いお守りを使い続けたり、汚してしまうことのないようにしましょう。

お守りを大切に扱うことは、神様を大切にすることと同等です。

お守りの返納方法

お守りには期限があります。目安は1年と言われています。長い期間使っていると、良くない気が溜まってしまうため、役目を終えたお守りは、1年の感謝の気持ちを込めて返納しましょう。

神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ返します。間違っても、ゴミとして処分しないようにしましょう。

神社やお寺には、古札収所や古札受付、古札お納め所などの場所があります。お正月にはお焚き上げをしてくれるので、その期間に行くのもおすすめです。

最近では、郵送可能なところも増えてきているので、なかなか行く時間が取れないという方でも安心ですよ。封筒にお守りを入れて送りましょう。「お焚き上げ希望」と書いておくと親切です。受け付けてない神社やお寺もあるので、事前に確認しましょう。

お守りは持っているからといって、必ずしも願いが叶うわけではありません。もちろん、その1年に不幸なことが起きないとも限りません。

しかし、お守りは持ち主の背中を押す力となってくれます。お守りを大切に扱うことで、人に感謝や思いやりが生まれます。その気持ちが結果的に願いや目的の成就に繋がるのです。もし、何か達成したい目的や願いがあるという強い志を持っている方はぜひお守りを授かってみてはどうでしょうか。

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