Appleの創業者でありiphoneを世の中に生み出したスティーブ・ジョブズは仏教に多大な影響を受けた人物と言われています。曹洞宗の僧侶である乙川弘文(おとがわこうぶん)さんを師事としていました。Apple製品が世界中で売れていますが、独創的な製品を生み出すことになったきっかけが仏教の禅の教えと言われています。
独創的なスティーブ・ジョブズは、気難しい性格の持ち主として有名でした。破天荒な性格のため、人間関係には常に悩まされていたそうです。そんな彼の精神的なよりどころになっていたのが仏教でした。2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは、仏教に影響を受けたことがうかがえる内容でした。
スピーチのひとつに「自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。」がありました。
仏教の根本的な思想である三法印の「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」などの影響を受けたためと思います。
スティーブ・ジョブズはアメリカンドリームを掴みとり、たくさんのお金を得た後も質素な生活をしていたと言われています。世界中でスティーブ・ジョブズに憧れている方は多くいます。
独創的なアイデアは、なかなか思いつかないと思います。画期的なビジネスモデルだったとしても知らべてみると、すでに確立されていたり・・・
サービスのアイデアは繰り返し考えて創られます。世の中に溢れる様々な商品やサービスはどのように生まれたのだろうと考えさせられるものもたくさんあります。
視点を変えて仏教思想を学ぶのも良いかもしれません。