仏教における解脱とは

解脱(げだつ)とは煩悩(ぼんのう)から解放され俗世間の束縛・迷い・苦しみからぬけ出し、楽しく幸せな状態と言われています。現代社会で、煩悩がないことが良いのかというと、難しいところです。仏教において、煩悩の理解は大事ですので先日の記事をまたまた、貼っておきます。

※お寺、宗派によって考え方は変わります。

煩悩がない状態でビジネスを成功させるために頑張る。煩悩がない状態で、異性にモテたいために頑張る。頑張ってると、強い欲望、怒り、憎しみ、愚痴など心を乱し悩ませることが多々あると思います。おそらく問題にぶつかります。煩悩が、ない状態を維持するのは難しいですが、煩悩のバランスが大事です。奥が深い!

人は生きていくうちに様々な煩悩にまみれて成長し、煩悩への対処方法も理解します。解脱を意識しながら生きていくことが大事です。

涅槃とは

涅槃(ねはん)は、解脱により煩悩から解き放たれ輪廻転生をしなくなることを言います。シンプルに「苦しみから解放され、楽しく安らかな世界」です。「ニルヴァーナ」とも言います。「ニルヴァーナ」、読み方の響きが良いですね。涅槃は、仏教の最終目標とも言われています。

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