仏教における写経とは

写経(しゃきょう)は、お経を写すことです。インターネットや印刷技術が発達していない時代に、仏教を広めるために行われていました。写経することで、お経の内容を深く理解することに効果的です。

日本では、ほとんどの写経は漢訳をそのまま写します。全て漢字で書かれているため、理解することが難しいです。写経をする場合は、事前に内容を調べておくと良いです。もちろん、日本語訳されたお経の写経をすることも可能です。そちらの方が理解しやすそうです。

お経とは、何かについては先日の記事を貼っておきます。

どんなお経を写経するのか

決まったお経を写経することは、ありません。お経の種類は8万種類以上あります。各お寺や宗派では、代表的なお経を写経しています。もちろん、個人で選んでも良いです。

写経の効果

現代での写経効果は集中力を養う、心の安定化などではないでしょうか。お釈迦様は、苦しみから解放され安らかに生きるための方法を説いてました。ストレスの多い現代では、写経で心身に良い効果が期待できます。

写経のやり方

決まったルールはありません。お経、書くもの、紙があれば出来ます。お寺で写経をする場合は作法がありますのでご確認下さい。はじめて写経する人は、お寺で指導してくれるので気軽に行ってみてはいかがでしょうか。写経をする時は、静かな所で集中出来る場所が良さそうです。

※お寺、宗派によって考え方は変わります。

関連記事

  1. お寺に蓮が多いのはなぜか?仏教と蓮の深い関係性

  2. 仏教における一切皆苦とは

  3. 仏教はどうやって始まったか

  4. 仏教における輪廻転生する6つの世界がある

  5. 仏教で煩悩を理解する2

  6. 仏教における諸行無常とは

  1. お寺の収入の仕組みってどうなってるの?

  2. 東京の根津から鶯谷散策

  3. 落語のルーツは仏教だった!

  4. 【お守り豆知識】買ったお守り、正しく返納してる?

  5. お寺を知る。見る。探す。WEBサービス「TERA SEARCH(寺サーチ)」…

  6. 仏教における坐禅とは

  7. お寺・お坊さんのYoutubeをタイプ別にご紹介!

  8. お寺と龍の深い関係とは?

記事